俺的インフラエンジニアのススメ!!

こんにちはやまぱんです。

今回はIT系エンジニアの中でも特にインフラ系のエンジニアについて、私の経験から独断と偏見からいいところと実際どうなの的なとこを書きます。
もしコメントでこういう話が聞きたいとかあればぜひいただければ、書いていきます。

書こうと思ったきっかけ

巷ではWeb系エンジニアをオススメする記事が多くて、逆にインフラ系エンジニアはとっつきにくい、24*365体制でブラックみたいに書かれているのが多いなーと思ったことがきっかけです。
書かれていることも嘘ではないと思うけど、今回は私が思うインフラエンジニアのいいところと実際のところを書いていきたいと思います。

インフラエンジニアのいいところ

そもそものITの基礎である

インフラ系はネットワークやOS、サーバー、ストレージなどについてまさにITの中のインフラ(基礎)を担当します。
特にNWなどはIT業界にいるうちはどのようなキャリアを積んでも武器になる知識になると思います。

業界が伸びている

インフラ系に限らず、IT業界全体が伸びています。
業界が伸びているということはその分雇用・求人が増え、ポストが増えます。
それに伴って、キャリアアップのチャンスが多いです。
実際IT業界は基本的に売り手市場です。

このあたりは下記の本に記載されているのでよければ読んでみてください。
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
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絶対になくならない

世の中にITが存在する限りインフラ系の職種は絶対になくなりません。
そして、この先世の中からITはなくなりません!(たぶん)
便利なクラウドやWebサービスの裏側には必ずインフラ系のエンジニアがいます。

未経験でも入れる。

正直入りやすいって書こうかと思ったほどです。
とはいってもいきなり高給を狙うにはかなりの覚悟と努力が必要ですが、まずは入門系の資格をとったり勉強して入りやすい SES などを探してインフラ系の業務経験を積んで並行して自己研鑽を行いステップアップしていけばよいでしょう。
運用監視系はオペレーター・作業員として扱われてその先のキャリアにつながりにくい会社もあるので、そこは注意が必要です。

基礎技術が何年も通用する。

IT業界って次々と新しいものがでてきて消えてるイメージを持ってる方がいるかもしれません。
でも実際はインフラ系技術って何年も基礎は変わらないので、身に着けた技術や知識は何年も使えます。
インフラ系は資格が整備されており、資格をとることでの待遇アップも見込みやすい。

特にNW系やストレージ系の技術は基礎技術が非常に大事だと思います。
クラウドだって基礎となる(オンプレ時代の)技術の集大成なので、基礎のインフラ技術を身に着けることはキャリアの上で非常に重要です。
もちろん、使い方的な意味でクラウドやgithubに慣れておいた方が有利だとかはありますが基礎は大事で、それは何年も通用します。

給与が上げやすい

サラリーマンとして給与を上げるには儲かってる業界/会社で儲かる職種に入るのが一番です。
まず、IT業界は全体として年々人材獲得が必死で売り手市場になってきて給与が上がっています。
次に、じゃあどういうところがIT業界で稼げるかというと外資系IT企業や大手IT企業なので、そういったところ入ることが現実的な選択肢になると思います。
それらの会社では圧倒的にインフラ系の求人が多いです。(もちろんアプリケーション開発系の部署もありますが、全体で見たときにはインフラ系の職種が圧倒的に多いです。)

つぎに、職種で言えばSI案件において大きくプリセールス/コンサル系職種 or 設計、構築、運用保守そして別枠でサポートとありますが、一般的に前者ほど同じ会社で同じ職位の場合給料が高いです。どれを目指すかは人それぞれだと思います。よくPMって聞きますが、PMは主に設計構築をまとめる人です。
(個人的な経験からPM目指すより、プリセールス/コンサルかサポートとかの方がストレス少ない気がします。)

外資系IT企業にインフラ系技術職で入ると第二新卒で700~800万ぐらい(転職で入る人の最低ライン)のオファー金額がでるところがほとんどですし、その後1000万はまず数年でほぼ確実に行き、その後 1500万ぐらいは十分に狙えます。2000万もシニア層になれば稼ぐことができます。
しかも外資系企業の多くはマネージャー(people manager)にならなくて1メンバー(IC:IndividualContributor)としてキャリアを積み上記の金額を目指すことができます。もちろんマネージャーに転向するようなキャリアも歩めます。

インフラエンジニアのそれほんと?

フルリモートできない?

元々、リモートワークは出来ないことはなかったですが、これはパブリッククラウドの浸透によってできる(フルリモートが可能)になってきてると思います。
サーバーの搬入や外部拠点からのアクセス開通までは最低でも現地で作業を行う必要がありました。
案件によっては外部拠点からのアクセスができないものもあり、そういった場合は現地ですべての構築作業を行う必要がありました。
しかし、最近ではクラウド案件増加やCOVID-19の影響も相まって、急激にリモートワークが進んでいます。
実際私はこの3年間で出社は10回もしてないです。

フリーランスになれない?

そんなことはないです。ただし、実務経験はそれなりに必要だと思います。
(2年でフリーランス!とかも不可能ではないと思いますが、なかなか難しいと思います。)
実際に私の知り合いで10年ほど日系ITでサラリーマンとして勤務し、その後フリーランスに転向してワールドカップを全部現地で見るっていう生活をしている先輩がいます。
ワールドカップ開催期間以外は日本でフリーランスとして働いています。

24時間365日 体制 ?

いわゆる当番持ち回りで障害対応に備えるような勤務体系を指してます。
これは結論からいうとあります。
しかし、インフラエンジニアというよりは、運用・保守系の業務にあたっているとこういう勤務体系になるのが実態かと思います。
一方、インフラエンジニア意外でも、実際に保守している人だとそういう人たちもいるんじゃないかな?と思います。
また重要度の高いシステムを作った人たちだと、そのシステムに何か障害があったら、いきなり電話が来るのはインフラ系もWeb系も同じことかなと思います。

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番外編

外資系IT企業の技術職にインフラ系職種が多い理由

まず、これはもちろん私的意見です。
外資にインフラ系が多い理由は簡単にいうと外資の開発職種は本社とか日本以外側で作ってるから(USや欧州、インドなど)だと思います。それらを日本のお客様に導入する(日本の外資の主たる使命)ためにはインフラ系の知識が必要になるって感じだと思います。

一方、ITコンサル系(≒SI)の一気通貫系のところやSierは顧客の要望に合わせてなんとか外資ITのソリューションをカスタマイズしたりもしているのでそういうところの担当になったらアプリというかソフトウェアエンジニアの知識が必要になるんじゃないかなーと。
カスタマイズ的なことは外資ITベンダーではあまりやっておらず、上記のようなSIをするところがやってるのが多いと思い印象。(外資ITベンダーでもそういう部署はあるところはありますが、メインストリーム的な部署ではない)

例外的に大きい会社だと開発系サービスを持っている場合はそれを日本でサポートしてたりコンサルしてたりする場合や、メガクラウドベンダーとかだとFaaS(サーバーレス系)のサービスがあるのでそれらをサポートしたり、拡販する技術系職種の人はアプリやWeb開発の経験がもろに活きると思います。ただ、それらを客のシステムに組み合わせるには最低限のインフラ系知識も勉強する必要があると思います。

余談

これをここまで読んだらもうインフラエンジニアになりたくなってるはず!!

その他参考 URL

・IT就活】インフラエンジニアは未経験でも就職できる?プロが本音で解説
https://www.youtube.com/watch?v=v81ikYsfQcs&t=1394s

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