未経験からのエンジニア転職を目指す際にポテンシャルをPRするためにとっておきたい資格

こんにちはやまぱんです。

未経験からのエンジニア(インフラ系)転職を目指す際にポテンシャルをPRするためにとっておきたい資格についてお伝えします。

もちろん資格以外でポテンシャルをPRできるようなものがある場合は資格は必須ではないです。
が、なにか作った経験とかないとか成果物として見せられるものがない場合には資格を取得することでポテンシャルをPRするよい材料になるかと思います。
あくまで一例ですが、下記のような資格の特に難しめまで取得されれば未経験からのエンジニア転職でもよい企業に行ける可能性が高まると思います。

入門知識

まずIT未経験の方はこのあたりを読まれるといいかなと思います。
直接資格と結びつくわけではないですが、読み物として、ベースとしてオススメです。わりと読みやすいです。1~2こ読まれることをオススメします。
・ネットワークはなぜつながるのか 第2版 知っておきたいTCP/IP、LAN、光ファイバの基礎知識
https://amzn.to/3biAZLq
・コンピュータはなぜ動くのか~知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識~
https://amzn.to/3Xu7TP4
・サーバ/インフラを支える技術
https://amzn.to/3XurXRp
・Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門 ハンズオンを通して知識が結びつきますので結構オススメです。
https://amzn.to/34senIO

資格取得について

初学者向けのIT資格試験としては下記がオススメです。
時間とやる気や戦略次第ですが未経験からの転職であればレベル易しめのものを最低1つはとっていただき、できれば難しめのものを取ってから転職されるのがよいかと思います。(例えばITパスポート → 基本情報技術者試験 など)
プログラミング未経験であれば応用情報技術者試験の方が受かりやすかったりもすると思います。
範囲が狭いという意味ではNWメインの CCNA の方がいいかもしれません。

未経験でITパスポート取得者はちらほらいても、基本/応用情報技術者試験やCCNAを取ってる人はほとんどいないのでとても輝くPR材料になるはずです。

  • ご参考までに、下記CCNAを取得して未経験から転職された方のqiitaの記事です。

https://qiita.com/a0530b0530/items/9bb5d0ef549e3e868955

レベル:易しめ

ITパスポート (IPA)

申し込み先
 https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/application/applies.html

IT完全未経験でじっくりしたい方は教科書的な参考書を一巡読んだりYoutubeをみてもいいかもしれません。

ITパスポートはとにかく短い時間でもできるだけ毎日コツコツ過去問を繰り返してくださいね。
とにかく毎日目に多く触れることが大切です、完全に理解しようとか完璧にしようとかすると沼にはまってしまいますので合格を目標にする場合はお気をつけください。
参考書を買ってすべて読んでから過去問とかはとても効率が悪いので、参考書は買ってもいいですが、辞書替わりに使うにとどめることをオススメします。

AZ-900 (Microsoft)

こちらマイクロソフトの初学者向けの試験ですが、そもそもクラウドとは?といった話から範囲です、オンラインでの無料学習コンテンツもあります。
また無料でマイクロソフトの Azure クラウド を利用する方法もあるはずなので受験の際は実際に使うとより理解が深まるので調べてみてください。探してみたところ、無料で受験する方法を解説しているサイトがありました。

その1
https://jinzai.edifist.co.jp/article/take-the-exam-forfree/
その2
https://dev.classmethod.jp/articles/learning-azure-fundamentals-for-free/

マイクロソフト公式の学習サイト

情報セキュリティマネジメント試験 (IPA)

こちらもITパスポートと同じIPAが実施するITの件で、ITパスポートの次くらいの難易度です。
こちらはCBTで受験可能です。
IPAの試験全般セキュリティの比重は高いのでこれだけ勉強するのもありかと思います。
これも過去問ベースの勉強で進めるのがいいと思います。(教科書から取り組むのは時間がもったいないです)

・IPA公式
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sg.html

レベル難しめ

このあたりから実際のITの案件などでPJメンバーの要員として持っておいてほしい資格として挙がることがあります。
例えば次のような感じで書かれています。

○○PJに参画する要員は、CCNA、基本情報または応用情報取得者であること、さらに3人に一人はCCNPやネットワークスペシャリストを持っている人であること

なので会社側としても資格もちの方を採用するメリットは多分にあります。

もちろんこれらの上位資格などがあればなおよいですが、最初はCCNAや基本/応用情報技術者試験などの取得を目指しましょう。

CCNA(シスコシステムズ合同会社)

こちらはネットワークの会社シスコシステムズ合同会社が主催している、ネットワークの入門資格です。
範囲が基本情報技術者試験よりNWに限定されているので、受験料は割高ですが範囲がネットワークに限定されている分とっつきやすいと思いますし、NWはすべてのITの基礎といっても過言ではないでオススメです。
参考までに上位資格としてはCCNP/CCIEなどがあります。

基本情報技術者試験 (IPA)

こちらは対策を私がブログにまとめているので参考にしてみてください。ITパスポートやITセキュリティマネジメントの難しい版です。
テストセンターで受ける方式ですが、一度落ちると一か月開けないと受けられません。

こんにちはやまぱんです。 最近ITエンジニア転職へのキャリア相談を受ける機会があって基本情報技術者試験について会話することがありました。 久...

応用情報技術者試験 (IPA)

名前からして基本情報技術者試験よりも相当難しのではないかと思われる方もいるかもしれませんが実際はそうではありません。基本情報技術者試験との違いは午後の問題で苦手分野を選ばなくて済むところです。

つまり基本情報技術者試験で必須のプログラミング/アルゴリズムとデータ構造は選択せずに合格することが可能です
私は確か経営戦略、プロジェクトマネジメント、ネットワーク、サービスマネジメントなどを選択して基本情報技術者試験に受かる前に応用情報技術者試験に合格しました。
なので、どっちの方が難しいかは人に寄りそうです、経営戦略的なことになじみがある人は応用の方が受かりやすいと思います。

ただ応用情報技術者試験は基本情報技術者試験と違ってCBT方式ではなく年に2回しか受けられないです、
IPAの公式HP
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

<基本情報技術者試験の出題範囲>
科目A試験
試験時間:90分、出題数:60問、四肢択一式
テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系から出題
科目B試験
試験時間:100分、出題数:20問、多肢選択式
データ構造及びアルゴリズムが8割、セキュリティが2割
(引用:https://www.fe-siken.com/fegaiyou.html)

■出題範囲
https://www.ap-siken.com/aphani.html

・実際の過去の問題冊子です、選択式であることが分かります。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2022r04_2/2022r04a_ap_pm_qs.pdf

選択する分野に狙いを定めたら、基本情報技術者試験同同様に午前と午後ともに過去問をやりこむことで合格しやすいです!