Windows の UUID 類 確認方法まとめ

こんにちは、やまぱんです。

Windows OS の UUID やそのた固有の識別子の類とその確認方法をまとめていきます。
PowerShell で実施しています。

  • UUID とは

    UUID(Universally Unique Identi+fier)は、システム全体や特定のオブジェクトを一意に識別するために使用される識別子です。UUIDは、非常に低い確率で重複するため、ほぼ完全に一意であると考えられています

PNPDeviceID (by-id)

説明

Linux でゆうところの by-id に当たるもの
両方ともディスクを一意に識別するための情報を提供する

確認方法

Get-WmiObject Win32_DiskDrive | Select-Object DeviceID, PNPDeviceID

画面ショット

Disk UUID / GUID

説明

  • 正式名称: GUID Partition Table (GPT) の場合は「GUID(Globally Unique Identifier)」、MBR(Master Boot Record)の場合は「Disk Signature」
  • GUID: 16進数形式で表される128ビットの一意識別子(例:12345678-1234-1234-1234-123456789ABC)
  • Disk Signature: 8文字の16進数(例:A1B2C3D4)

    確認方法

    diskpart
    list
    disk
    select disk X 
    uniqueid disk

    画面ショット

パーティションUUID(UniqueId

説明

  • 概要: 各パーティションに割り当てられる一意の識別子
  • フォーマット: 16進数形式の文字列で、通常は128ビット(32文字)のGUID形式(例:E75B11A4-78C1-4D4F-BF2F-B04D3C4D8EF4)
  • 生成タイミング: パーティションが作成されるときに自動的に生成される
  • 不変性: 通常、パーティションのUUIDはそのパーティションが存在する限り変わらない。ただし、再フォーマットやクローン作成などの操作で変更される可能性あり

    確認方法

    Get-Partition | Select-Object DiskNumber, PartitionNumber, UniqueId

    画面ショット

Volume UUID ・ボリュームGUID・

説明

  • ボリュームシリアル番号またはボリュームGUID(Globally Unique Identifier)
  • 目的: 各ボリュームを一意に識別し、システムが誤って同じ識別子を持つ別のボリュームを扱わないようにする
  • 形式: GUID形式の文字列で、16進数で表される128ビットの識別子。形式例は {XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX} で、X は16進数の数字
  • 生成タイミング: ボリュームがフォーマットされるときに生成される

確認方法

mountvol 

画面ショット

OS UUID

説明

  • OSの UUID(Universally Unique Identifier)
  • 目的: 各コンピュータシステムを一意に識別するために使用
  • 生成タイミング: 通常、マザーボードのBIOSやファームウェアで設定される
  • フォーマット: 16進数形式で表される128ビットの識別子。形式例は 12345678-1234-1234-1234-123456789ABC

確認方法

wmic csproduct 

または

wmic csproduct get UUID

画面ショット

以上!

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