メンタリスト DaiGo に時間術の話を聞いてきた。

こんにちはやまぱんです。
今回はメンタリストDaiGoさんの話を聞く機会があったので、その事について書きたいと思います。

メンタリスト DaiGo に時間術の話を聞いてきた。

メンタリストDaiGoについて

DAIGOではなくDaiGoさん。慶應義塾大学物理情報工学科卒、同院卒。ちなみに弟さんの松丸亮吾さんは麻布卒の東大理1進学の現役東大生のようです。(2018年10月現在)

日本で唯一のメンタリスト、心理学を応用して人の行動を予想し的中させるようなすごい人。知識人、知識を得ることがとても好きとのことで、人生の最終目的を「自身の知識の最大化」としているそう。

速読もできるため、読書量が月に100冊以上と半端なく月の書籍代が100万を超えるそうです。現在の活動はTVよりもYoutubeやニコニコ動画での活動をメインにしている。
心理学や認知科学に関する論文を読み、その中でも反響が大きそうなテーマに絞って取上げ、和訳したり、わかりやすい言葉で伝えたりといった活動をしているそうです。

以下、お話を聞いた内容を箇条書に近い形でまとまっておらず申し訳ないですが、書いていきたいと思います。

テーマは超時間術

DaiGoさん、最近超時間術という本を出版されていてそれに関係するテーマの話をメインに聞くことができました。

社会人は「時間が無い」とよく言う。

社会人になると人は口を揃えたて「時間が無い」という。まるで口裏を合わせたかのように言う。
しかしそれって本当に時間が無いのだろうか。時間の捉え方の問題によるところが多いのではないか。つまり時間の捉え方を改善すれば時間が無いといった感覚はなくなるのではないでしょうか。時間を作る、つまり時間の認知を改善、焦りを減らすことによって時間が無い状態を改善することができる。

目的を統一する

時間が無い事からくる恐怖に陥った状態、焦っている状態の事を指す時間飢饉という概念がある。”焦っている状態”というのは時間が無いように感じやすくなる。
焦りの原因としてはGoalConflictの状態、つまり目的が対立している状態にあるとに起こりやすい。例えば、”痩せたいけど食べたい”、”働きたくないけどお金が欲しい”といった状態にいると無駄に焦りを感じていしまいがちです。GoalConflictを無くすことが時間の認知を改善し、焦りを改善する。焦りを改善し生産性を上げることが大切。
焦っていると生産性が下がり悪循環に陥る子ケースが多々ある。対立した目的がある場合には整理し統一することが大切。

マルチタスクをしない

マルチタスクは人間にはそもそも不向き。仕事中にスマートフォンの通知をちらっと見るだけで40%ほど生産性が下がり、回復するのに10分程度を要する。
おそらくこの元ネタはデボラ・ザック氏の著『SINGLE TASK 一点集中術』で、ハーバード、スタンフォード、MITなどの近年の膨大な研究成果を背景にかかれた書籍。シンプルでありながら効果が高い「シングルタスク」による集中法を紹介している。

息を長い時間をかけて吐く

吸うは焦りにつながり、吐くはリラックスにつながる
5秒かけて吸って、6秒かけて吐くなど、吐くほうが時間をかけていればリラックス効果があり、焦りの状態を緩和することができる。
※過呼吸の状態というのは、吐く時間より吸う時間のほうが多く究極に焦った状態。

忙しい時ほど人の仕事を(少し)手伝う事

人に親切にすることで時間の認知能力が改善(焦りが減る)、その事によって時間の認知が改善される。(参考文献:アダムグラント “Originals”、”Give and Take”)

現実と向き合うこと

大局的に物事をとらえるより、よりブレイクダウンして具体的にすべき事を確認することが大切。例えば「〇〇月より〇〇日」、「〇〇日より〇〇時間」といった風に現実と向き合うことで焦り・ストレスが減る。

また人は自分の能力を高く見積もりがちなので、他人に適宜相談するなり、低めに自分の能力を見積もる癖を作ることが大切。

孤独にならない事

孤独はたばこ15本分の害悪がある。孤独にならないことが時間の認知
従業員の関係が希薄な職場とそうでないところでは賃金に対する満足度も異なり、従業員の仲が良いだけで60%以上の賃金改善効果がある。それだけ(労働)時間に対する認知の違いがあるといえる。

絶景を目の当たりにする事

絶景、例えば大自然の絶景でも人工物でもよくて、自分がちっぽけな存在に感じる事ができるものであればよい。そうすることで時間の認知がゆっくりになり、焦りは減る。実際に行かなくても写真などで見ることでも効果はある。

その他

ストレスについて

ストレスをポジティブに受け捉えられる人は免疫が高まり、ネガティブにしかとらえられない人は免疫が下がり、病気になりがち。ストレスが必ずしも害悪とは限らない。
「これを乗り越えれば・・・!」や「この経験がキャリアになる!!」という風に考えられるようにうまくストレスと付き合えるようになったら免疫も時間認知もよくなる。

スピリチュアルにはまる人

スピリチュアルにはまる人は知能が低い。(ウォータールー大学の研究)
参考:知能が低い人ほどスピリチュアルにハマりがち!という身も蓋もない研究

パチ屋で手をふる芸能人

DaiGoさんはパチ屋で手を振るような何も生み出さない下賤な仕事はしないらしいです。

最近TVにでない理由

そもそものテレビに出ていた理由は世間に認知されるためで、アンケートを取ったところ98%以上の人に認知されていた事からTVにでない。
TVは時間的に大変拘束されてしまうし、望まぬ編集をされる事がある。
そのため最近はYoutubeやニコニコをメインに活動してるようです。ニコニコではトップランカーで一億円ぐらい稼いでいるようです。

あとがき

今回はDaiGoさんの話を聞くことができました。気さくな方で写真撮影もSNS投稿もOKという感じでした。
感情・経験論はなく、すべて大学の論文や各種の実験などによって科学的に根拠に基づいた事をベースに話していて安直な言葉ですが、圧倒的な知識のインプットがあることを話からを感じざるを得ませんでした。本当にすごい人だなと感じました。

いかがでしたか、本当に時間が無い人もいると思いますが、DaiGoさんの話をもとに時間の認知を改善することによって焦りから解放を目指してみてはどうでしょうか。
息を長く吐くというのはすぐできる集中法ですね。

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