ラズパイでライブカメラ-②OSインストール編-

こんにちは、やまぱんです。
前回の導入編に続き、今回はラズパイのOSインストール編です。

前回記事:ラズパイでライブカメラ-①ラズパイ導入編-

ラズパイでライブカメラ-②OSインストール編-

おおまかな流れとしては、
1.microSDカードをフォーマット
2.OSデータのダウンロード
3.起動する
4.OSをインストールする
です。

microSDカードをフォーマットする

 ラズパイではmicroSDはFAT32という形式でフォーマットする必要があります。通常SDカードのフォーマットはWinやMacに標準搭載されているフォーマットソフトで行いますが,32GBより容量の多いSDカードはMacやWinで普通にフォーマットしてもラズパイで認識されません。なので大容量が必要ない場合は32GBのmicroSDがおすすめです。
それより大きいmicroSDを使う場合はSD Memory Card Formatterなどを利用してください。

Windowsの場合はPCにmicroSDを接続し、[Win]+E でエクスプローラーを開き、microSDを右クリックしてフォーマットです。
参考:Windows7でのSDカードフォーマット

OSデータをダウンロードする

Rasbian 

 ラズパイにはRasbianという定番のOSがあります。
RasbianとはLinuxの1つで、WindowsよりはMacOSに近いOSです。
ちなみに携帯で例えるとiPhoneはMacOS,androidはLinuxです。
今回はこのRasbianを導入します。

NOOBS

Rasbianの導入方法は大きくNOOBSを使う方法と使わない方法の2通りあります。
 NOOBS (New Out Of the Box Software) とはRasbianを含めたラズパイに必要なファイルをまとめたものになります。ラズベリーパイのダウンロードページにはNOOBS、およびRasbianをはじめとするその他のOS(Ubuntu,Windows,ICHIGOJAM等)がありダウンロードすることができます。
またNOOBSを使ってインストールした場合、インストール後も[Shift]を押しながら起動することでNOOBSを起動することができ、OSの再インストールができます。

 今回はNOOBSを使いRasbianをインストールします。
NOOBSにも種類が2つ、NOOBSとNOOBS LITEがあります。

NOOBS
 ネットワーク環境がなくてもOSインストール可能、ただしファイルサイズが大きくダウンロードにすごく時間がかかる。(1.5Gb程度)

NOOBS LITE
 ネットワーク環境がOSインストールに必須、ただしインストールしながら必要なデータをダウンロードするのでNOOBS LITE自体は大変軽い(30Mb程度)。
ただし、RasbianだけはNOOBSLITE

NOOBSのダウンロードページ

ダウンロードが終了したらzipを回答してmicroSDにデータを入れます。

※NOOBS (およびNOOBS LITE)を使わない方法についてはこちらが参考になります。
※インストール方法の違いに関してはこちらでわかりやすく解説してくれています。

起動する

起動準備

・USBマウス
・USBキーボード
・ディスプレイ(HDMI接続)
・microSD
これらをラズパイに接続します。
ちなみに私が空いているディスプレイがなかったので余っているTVにHDMIで接続しました。

起動する

ラズパイは電源を挿す事で起動します。
起動すると最初のボスを倒したような達成感があります。

インストールする

ついにインストールします。
先ほどの画面で”物理ネットワークが無いから次の画面でWi-Fiを設定しなさい”みたいなことを言われていたので、WiFiを設定します。すると色々なOSが選択できます。
一番上がRasbianで、そのほかのOSも選択できることがわかります。   

今回はRasbianを選択し、インストールします。

待つこと数分.......... 

ついに完了です。思ったよりきれいなデスクトップ画面です。

 

以上でインストールは完了です。次回はラズパイに設定すべきSSHなどの初期設定編です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする